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〜 具足櫓 〜
甲冑・鎧・兜・具足・
戦国武将フィギュアのページ
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【キット内容】
PEGASO MODELS 製 の「BOADICEA QUEEN OF ICENI(75mm)」です。 材質はホワイトメタルで、75mmサイズのフィギュアは今回が初の製作となります。 たまたま縁があって手元に来たキットなので、正直、モデルとなった人物やその背景などはまったく知りませんでした。 ネットで調べてみたところ、モデルは西暦60年頃の古代ケルトのイケニ族の女王で、ローマ帝国の統治に抵抗した女性だそうです。 日本語では「ボウディッカ」あるいは「ブーディカ」などの名前に訳されているようです。
【製作記】
各部品の合わせを見て隙間を埋めます。 右の耳飾りを失くしてしまったので自作し、槍の柄は真鍮パイプで作り直します。 柄に添えられている手首の合いが悪かったので取り付け位置を少し調整しました。 ケルト人(ピクト人?)は細葉大青(ほそばたいせい)と呼ばれる植物の青い染料で全身に模様を描いていたとの説もあり、またその目的についても「敵を威嚇するため」・「死後の世界でお互いを認識するため」・「高貴な身分を象徴するため」などいろいろな解釈があるようです。 この模様が刺青なのか単なるボディ・ペインティングなのかは良く分かりませんでしたが、とりあえず今回は想像で模様を追加してみます。 最大の難関は何と言ってもマントのチェック柄です。
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【製作後記】
今回は難易度の高いキットでした。 女性の顔を塗ることだけでも難しいのに、肌の露出部分が多く大変でした。 何よりも難しかったのがマントのタータンチェックで、これには本当に悩まされました。 デカールを貼る・マスキングしてエアブラシで塗装する、などいろいろと方法を考えたのですが結局は手書きすることとしました。 平面ならまだしもシワの凹凸があるマントに上手く線を描く(しかもシワで隠れた部分のパターンの連続性も想像しながら)のは難しいうえに、幅の安定した線を書くのも一苦労でしたが、気力・体力・技術力の限界でこれ以上は諦めました。 こういう部分を誰でも楽に表現出来るような方法があれば、もっとヒストリカルフィギュアの愛好家は増えるのではないかと思うのですが。 槍の柄に添うように付け直した手首がやや不自然になってしまいました。
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