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突パイと思われる兜鉢を土台にした鉄板の僧頭巾形兜です。兜のみが伝わっており、詳しいことは分からないようですが、儀式用(ぎしきよう)とも言われている変わり兜です。なお、兜を載せているのは畳床机です。(勝興寺蔵)
本小札を紅糸(くれないいと)で威した大変に美しい胴丸で、諏訪家(すわけ)に伝来しました。肩上や高紐の様式には、中世(ちゅうせい)の伝統的な胴丸から当世具足への移り変わりを見ることができます。胸板・脇板の蒔絵や鋲(びょう)には梶の葉の紋(もん)が使われています。(諏訪市博物館蔵)